いま静かに広がる“第3の選択肢”という話。
オフロードバイクの世界は、長らく専門性の高い流通構造の中で動いてきました。
エンデューロやモトクロスのユーザーは、「オフロードパーツを買うならこの会社」という明確な購買動線を持っています。
それは健全でありながら、同時に新規参入が難しい領域でもあります。
しかしここ数年、その地図が少しずつ変わり始めています。
欧州ブランドの流入が変えたもの
■ イタリア発ブーツブランド Eleveit(エレベイト)


従来のオフロードブーツは
- 高価格帯
- ハード寄り設計
- 限られた流通
という特徴がありました。
Eleveitは、
ヨーロッパ設計思想を維持しながら、
価格帯と供給体制を現実的なラインに落とし込んでいる点が特徴です。
“ハイエンド一択”ではない。
この選択肢の広がりが、市場に変化をもたらしています。
■Ariete(アリート)
「イタリア・ヴァレーゼで磨かれた70年の光学技術」
視界の「8K」革命:Ariete(アリート)ゴーグル


特徴
・8Kレンズの衝撃: 歪みを極限まで抑え、路面の起伏や轍(わだち)を鮮明に捉える光学性能。長時間のレースでの眼精疲労を劇的に軽減します。
・現場視点の「汗対策」: 評価が高いのは、独自の「カーボンファイバー混合スポンジ」。高い吸汗性と速乾性を持ち、激しい運動量でも汗が目に流れ込むトラブルを最小限に防ぎます。
・A.V.S.換気システム: 低速セクションでも曇りにくい構造は、ハードエンデューロライダーにとっての生命線となっています。
日本国内でラインナップされ安定供給が可能となっている
JNCC・JECとリンクする“現場視点”
- JNCC
- JEC
オフロード市場では「広告」よりも「現場」が評価基準です。
実際のレースシーンと接点を持つことで、“スペック上の優秀さ”ではなく“使われている実績”という信頼軸が形成されます。
これは他ジャンルとは異なる、オフロード特有の文化です。

オフロードユーザーが最も頻繁に直面する課題は「タイヤと油脂類の確保」です。
- Mitas(ミタス): チェコ発の欧州最大級ブランド。エンデューロタイヤの「EF-07」や「Terra Force」など、ガムソフト系タイヤの供給力はレース結果を左右するほどの影響力を持っています。
- Maxxis(マキシス): モトクロスからトレイルまで圧倒的なシェア。信頼性は、サンデーライダーからトッププロまで幅広く支持されています。
- 消耗品のワンストップ化: Motorex(モトレックス)のフィルターオイルやタイヤムース、潤滑スプレーなど、「走るために必要なもの」が横断的に揃い、明日届くかどうか。 この物流スピードこそが、現代のオフロードライフにおける最大の満足度指標です。
国内ニッチブランドの価値
Charger(チャージャー)


BetaのX-Trainer専用フレームガードなど、特定車種に深く刺さるパーツを展開。
大手が扱わない細分化市場にこそ、本当のオフロードユーザーは存在します。
ニッチ=小さい、ではなく
ニッチ=濃い。
この視点が重要です。
オフロード市場の変化
かつては
「専門店でしか買えない」世界でした。
いまは、
- 欧州ブランドの正規流通
- 国内ニッチパーツ
- レースとの接続
- タイヤ〜消耗品までの横断在庫
こうした条件が揃うことで、
購買導線が分散し始めています。
オフロードパーツを探すとき、
選択肢は増えている。
それは市場が成熟し始めた証でもあります。
まとめ
ブーツ、ゴーグル、タイヤ、専用パーツ、消耗品。
必要なものが一箇所で揃うこと。
それが、これからのユーザー体験を変えていきます。
▶ 詳細ラインナップ
